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QLCの価格でTLCのパフォーマンス

TLC SSDをQLC SSDと比べる人はまずいません。しかし、積層数200以上を実現するなど、マイクロンのNANDテクノロジーが大きく進化したことにより、Micron® 6500 ION NVMe SSDをSolidigm D5-P5316に匹敵する価格で提供できるようになりました。コストが同等ならば、あとは機能と結果がものをいいます。

マイクロンの大容量メインストリームNVMe SSDやパフォーマンスNVMe SSDを使って構成したWekaクラスターが、非常に大きなメリットをもたらしてくれる


この解説書は、さまざまなユースケースに最適なサーバー構成の選定に役立ちます。また、マイクロンが行った、9つのデータセンターワークロードでのマルチノードのWekaFSクラスターにおける3種類のSSDのテスト結果も掲載しています。

Micron 6500 ION SSDの正面

Micron® 6500 ION
NVMe SSD

主な特長

  • 実環境の混合型ワークロードアプリケーションで最大2.3倍という、クラス最高レベルのデータセンター性能を実現1
  • 99.9999%の読込レイテンシーは業界を3.2倍リード2
  • 6.4TBからクラス最大の30.72TBまで、さまざまな容量タイプをご用意3

こんな用途におすすめ

  • 常により大きく高速なSSDを必要としている、クラウドストレージやコンテンツ配信ネットワークに最適
  • ファイル共有やコラボレーションからアプリケーションのホスティング、データアーカイブ、コンテンツ配信まで、多様な用途に対応
  • 価格、パフォーマンス、容量、そのすべてで他を凌駕するMicron 6500 ION 

特長

  • 電力損失保護 
  • エンタープライズデータパスの保護 
  • TCG Opal v2.01 
  • FIPS 140-3 L2 
  • TAA準拠 
  • NVMe 2.0 
  • SMBus経由のNVMe管理インターフェース (NVMe-MI™) 
  • NVMe 電力ステート 
  • リセットなしのファームウェア起動 
  • ファームウェアのセキュアダウンロード 
  • ハードウェアの信頼の基点(RoT)、セキュア署名入りファームウェア 
  • Self Monitoring and Reporting Technology(SMART) 
  • 5年間の限定保証4

仕様

  • U.2/U.3フォームファクターで30TBの大容量1
  • 最大6.8GB/秒で100万IOPS1
  • 4KBのランダム書込IOPSで25倍高速2
  • 4KBのランダム書込耐久性が10倍向上2 
  • 電力効率が56%向上2
  • FIPS 140-3、TCG-Opal、TAAなど、さまざまなセキュリティ機能に準拠
  • マイクロン製の世界をリードする232層NANDで構築3

製品概要

完璧なクラウドアーキテクチャーやコンテンツ配信ネットワークの構築といえば、容量のためにクラウドストレージの性能を犠牲にするのか、それとも現実に使われることがないレベルのスピードや耐久性のためにコストをかけるのかという、ITチームにとって非常に難しい選択がつきものでした。しかしそんな悩みも、30.72TB1という大容量のMicron® 6500 ION NVMe SSDを導入すれば解決です。QLCの価格帯でTLCの性能が手に入り、競合他社製品と比較しても、4KBのランダム書込IOPSは最大25倍高速、QoS読込能力は最大54%、電力効率は最大56%高くなっています2。この超大容量と目的に特化したパフォーマンス、勝てる相手がなかなか見当たりません。

斜めの角度から見たMicron 6500 ION SSD
Micron 6500 IONパフォーマンスサーバー

これだけの容量があれば
クラウドストレージの問題も些細なものに

数年前まで、数テラバイトのSSDやペタバイトレベルでの実装は非常に珍しく、当たり前のことではありませんでした。しかし今や顧客もシステムの用途も変わり、パフォーマンスを犠牲にすることなくストレージ容量をどんどん大きくすることが求められています。そうした変化に合わせ、既存のSSDから飛躍的進歩を遂げたのが、Micron 6500 IONです。30.72TB1という大容量で、優れたPCIe® Gen4パフォーマンスを維持しつつ、サーバー密度を最大化。6.8GB/秒のシーケンシャル読込と100万IOPSの読込を実現し、競合他社のQLC製品よりも53%優れた読込能力を誇ります2。また書込能力にも優れており、ランダム書込では、他社のQLC製品の25倍というスピードを達成しています2

データセンター

データセンターにおけるサステナビリティ

システム設計時、ストレージの設計者は、性能、電力、耐久性などの複数の要素のバランスをとるという難しいタスクに取り組まなけれなりません。そこでぜひおすすめしたいのが、競合QLC製品と比較して、有効電力20%低減、電力効率56%向上、ランダム書込耐久性最大10倍のストレージソリューション、Micron 6500 IONです2。しかもこの効率で、業界トップクラス30.72TB1の大容量、2.5インチのU.2/U.3フォームファクタに対応。ラック数を減らし、インフラコストを大幅に削減することで、長期的なサステナビリティの礎を築きます。

目的に特化したポートフォリオ

ITの世界は「インダストリーリーダー」で溢れています。しかし、マイクロンに匹敵するリーダーはいるでしょうか?マイクロンは、その目的に特化したストレージソリューションを幅広く取り添えたポートフォリオに、世界で初めて232層NAND3を導入した企業であり、Micron 6500 IONという大容量SSDにも、まさにこのNANDが搭載されています。では、ストレージの層が多いことは、顧客にとってどのような意味を持つのでしょうか?それはすなわち、高密度、高電力効率のTLCストレージが、QLCの価格帯で手に入るということです。マイクロンのパートナーとなり、業界随一の高容量NVMe® ストレージをはじめとするさまざまな製品を、いち早く顧客に提案してください。

主な仕様

Micron 6500 ION SSDの正面

 U.3 Micron 6500 ION
容量重視(<1 DWPD)
 容量1 30,720GB
シーケンシャル5
(128KBシーケンシャル転送)
読込(MB/秒) 6,800
書込(MB/秒) 5,000
ランダム5
(4K転送)
ランダム読込(KIOPS) 1000
ランダム書込(KIOPS) 200
70/30 ランダム読込/書込(KIOPS) 400
レイテンシー6
読込(TYP、µs)- 70
書込(TYP、µs) 15
読込(99%、µs) 80
書込(99%、µs) 65
耐久性
(総書込バイト数、単位TB)
ランダム4K 16,800
シーケンシャル128K 56,000
基本特性
インターフェース PCIe Gen4 1x4 NVMe (1.4)
NAND Micron 232層3D TLC NAND
MTTF 250万デバイス時間
高度な機能  TCG-Opal 2.01、OCP 2.0、TAA準拠、FIPS 140-3、電力損失保護(保存データと転送中のデータ)、 エンタープライズデータパスの保護(ユーザーデータとメタデータ)、Storage Executive、5年間保証

リソース

  1.  30.72TB capacity is the largest option. User capacity: 1GB = 10億バイト。フォーマット容量はこれよりも少なくなります。
  2. すべては、30.72TB Solidigm® D5-P5316 QLC SSDの公開データシートの値(2023年3月時点)との比較です。
  3. 詳細については、こちら(www.micron.com/232 )をご覧ください。
  4. 保証は、最初の購入日から5年間、または製品データシート上に記載され、製品のSMARTデータで測定された最大総書込バイト数(TBW)が書き込まれるまでの、いずれか早い方の日まで有効です。
  5. 性能は以下の条件で測定:SNIAソリッドステートストレージ性能テスト規格エンタープライズv1.1で定義された定常状態、ドライブの書込キャッシュ有効状態、NVMe 電源状態0、IOサイズ128,000とキュー深度32のFIOを使用して測定したシーケンシャルワークロード、IOサイズ4,000とキュー深度256のFIOを使用して測定したランダム読込ワークロード、IOサイズ4,000とキュー深度128のFIOを使用して測定したランダム書込ワークロード。
  6. Latency values measured with random workloads using FIO, 4KB transfers, queue depth = 1; Typical latency = 中央値で50パーセンタイル

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